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2015年ベストアルバム
毎年当ブログの年間ベストの記事ではアルバム、シングル、再発など含めて30枚以上取り上げてきましたが、2015年のベストはまずアルバムを選んで後程印象深かった音源を取り上げます。なぜなら去年はあまり音楽にお金をかけられず例年ほどCD買えなかったからです…。


2015年のベストはこちらの11枚!


Biters / Electric Blood
待望の!1stアルバム!イヤーエイクに移籍して一気にメジャー化したものの過去最高にかっこよくなるというミラクルが起きています!LAメタルやバッドボーイな要素を取り入れたにも関わらずアルバム全体を覆う焦燥感や悲哀はなんなんでしょう?ただならぬ雰囲気漂う傑作。活動が順調であったならCRY!が今いる場所に立っていたのはこのバンドだっただけに本当売れてほしいなーって。

Swervedriver / I Was'nt Born To Lose You
マイブラ、メディシンに続いてスワーヴドライバーも新作を出しちゃいました。心地よいギターサウンドでマッタリ。このバンドは基本的に外れ無しなのでこのアルバムも復活作として十分な出来栄えじゃないでしょうか。来日公演観たかったですね。

Broken Cross / Through Light To Night
2015年はIntegrityにハマった年でもありました。このBroken CrossはIntegrity影響下のスウェーデンの独りバンドで、当ブログではあんまり取り上げないタイプなんですが本当に素晴らしいアルバムだったのでベスト入り。
タイトルやジャケ通り戦争がテーマなのでかなりシリアスで殺伐とした内容です。地下室から漏れ出るような壁一枚隔てたような籠り気味の音質に加え、ねっとりと絡みつくエレクトリックノイズ、金ダライを叩くようなドラム、ちょくちょく挿入されるSEがひたすら恐ろしい。勇壮なギターソロも何か皮肉めいて響いてくる。2015年の怪作枠です。

Young Guv / Ripe 4 You
今年一番聴いたのはBen CookさんのこのプロジェクトYoung Guv。この人は誰も聴いたことがないメロディーや音楽を作り出せる天才です。軽薄でロマンチックな80年代調の雰囲気はパンクロックのファンには受け入れにくいものかもしれませんが、本当に素晴らしいアルバムなのです。Ben Cookさん、僕はあなたに一生ついていきます。

Cemetery / Wind And Shadows
2015年のパンクシーンはMass MediaやLa Vida Es Un Musレーベルのゴスやデスロックバンドが猛威を振るっていたように思います。このジャンルはメロディーは良くてもポキッと折れそうな繊細なバンドばかりで苦手意識がありましたが、このバンドはハードコアバンドとも渡り合える図太い音。ゴボゴボしたエフェクトギターによる獰猛なサウンドの中に波打つ泣きのメロディー。デスロックやネオフォークを掘るきっかけになった1枚でもあります。

Chain Of Flowers / ST
ゴスバンド漁りしていて巡り合ったイギリスのポストパンクバンド。シューゲイザーにCure、Iceageが混然となった冷たいパンクロック。ダークなメロディーも好みですがボーカルが凄くかっこいいのです。

Sleeping Aides & Razorblades / Favorite Synthtic
北海道の若い4人の2nd。真夜中の独り言のような歌詞と不安を掻き消そうとするかのような眩しい音色が痛々しくて泣けてくる。俺はこんな音楽が聴きたかったんだ!ブリッジシップハウスによるジャケットも幾らでも没頭できます。アナログは速攻で売り切れ、最近CDがお求めやすい値段でリリースされました。ブックオフでパンクやロックのCD買ったり、部屋で独り映画を見ているような暗い人はぜひ聴いてみてください。

Title Fight / Hyper View
メロディックパンクとシューゲイザーの可能性を広げた功績も大きいですが、WhirrやNothingを聴いた時のような「こんなの聴いたことないよ!」といった新鮮な驚きもあったことが何よりもリスナーとして嬉しかったです。次回作はどうなるんでしょうね?

Tied Knots / The End Of The Rainbow
デモ音源浴びるほど聴いたTied KnotsはJoyやBluebeardを初めて聴いた時の感動を僕に与えてくれました。年末にリリースされた作品なのでこの手の企画では蔑にされる宿命を背負っておりますが、沢山の人に届いてほしい。

Navel / Heartache
Navelの新作も本当に久しぶりでした。でも、ありがたみよりも曲の良さが際立ってますね!酒に逃避する曲が意外と多く、そしてそれがわかってしまう歳に僕もなってしまいました。試聴先が見当たらなかったので昔の曲を張ってますが、Navelの音源は非常に入手しやすいので聴いたことのない方は過去作纏めて買ってみることをオススメします。

Flesh World / The Wild Animals In My Life
2013年に出たミニアルバムが衝撃的だったサンフランシスコのバンド。様々なジャンルを内包していますが曰く形容しがたい音楽性です。Limp WristやBrilliant Colorsのメンバーがやってるって言われても、ノイズが減退しようとも、とにかく得体のしれない存在。それがポストパンク的ってこと?



70'sパンクスタイルのバンドの活気がなかったり、whirrの不祥事など決していい話題だけではありませんでしたが、上記のバンドたちは本当に素晴らしかったし今後もシーンを湧かせてくれると信じております。


更新が滞るようになってもこのブログを覗いてくださる方には本当に感謝です。
歳のせいか、だんだんこのブログで扱っている70年代のパンクや シューゲイザーに心ときめかなくなり音楽そのものへの情熱も薄れ始めてきているのか?と自分自身非常に困惑した1年でした。かわりに20代はじめに勉強のつもりで聴いていたジャズやソウル、ワールドミュージックの良さがわかり色々聞き漁っておりました。

そんな調子ですので今後も不定期更新になりますが2016年も当ブログをよろしくお願いします。

続きます!
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