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SIMMER / YELLOW STREAK
イギリスのエモーショナルシューゲイズバンドSimmerのシングルが最高だぜ!

Floral Green」の頃のTitle Fightが根幹にあると思います。Title Fightがメロコア寄りのストレートなパンクサウンドを展開していたのに対し、荒々しい暴風ギターの中に「Nines & Sixies」の頃のMock Orangeを彷彿とさせるテクニカルなプレイを忍ばせていたりしてエモコア色が濃密なのが特徴です。

4曲収録で4曲とも素晴らしい!ザクザクしたギターからガオーンと粒子の荒い轟音ギターが炸裂するところなんかもう!メロディーセンスも良く、暗いとも明るいともつかない郷愁感にナイーブなボーカルと絶叫が被さり悶絶するほかなしです。

そんなわけで2015年ベストの傑作シングルです。エモファンは勿論のこと、「My VitriolはAlways Your Wayしか聴かないぜ」というシューゲイザーファンの方もぜひぜひ。

bandcamp

ライブ動画

音源はCut The Tensionさんで買えます。リリース元のDog Knights Productionsの音源はあんまり日本に入ってこないのでお早めに。
| EMO | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SHOCK / SHOCKPROOF 1976-1979
 PLAY THIS RECORD AT MAXIMUM VOLUME!(裏ジャケより)

70年代のLAパンク、ショックの編集盤を買いました。
シングル、ライブ音源、未発表音源、デモに再結成後の音源を収録。さらにバンドの歴史を綴った小冊子が付いてきます。ただし2ndシングルのB面曲「Gone For Good」は未収録だったり、一部の収録曲は過去の編集盤に収められていたものなので若干注意が必要です。

1stシングルの「This Generation's  On Vacation」は70's PUNKの最高峰とされている名曲。荒っぽく単純な演奏の繰り返しなのに勢いがあって最高に楽しい。パンクに興味をお持ちの方は一度は聴いてみていただきたいです。

で、今回が初出となる音源ですが、77年録音の「New Wave Rock」。これはRamonesを意識した感じの曲で凄まじくかっこいい!向こうはNYでこちらはLA。甘味は無く70's Punk的なざらつきがあるところがキラーパンクバンドと呼ばれていた所以でしょうか。
名曲「This Generation's  On Vacation」の未発表バージョンは短いイントロとキュルキュルしたギターソロが付け加えらているもの。若干曲のテンポも遅く、こっちのバージョンで出していたら今ほどの評価は得られなかったかも?

B面3~8曲目までは78年のライブ音源。1stシングルリリース直前とリリース直後の時期のものですが、シングルの曲は一つもなくガレージパンク然とした曲が中心です。正直あまり面白くなく、あくまでも歴史的資料として割り切るべきでしょうか。

ラストは2013年に録音された「I Am Just」。ちょっぴり音が綺麗になってOi Punkに近づいたノリのいい陽気なパンクです。Foo Fooコーラスがまたいい。こんな曲かけるなら新作聴いてみたいなあ!

そして小冊子。バンド結成当時の写真やフライヤー、ドラマーが交通事故で亡くなったことなどが掲載されていてこれまでShockの音源を集めていた人にとってはこれが一番意義のあるアイテムではないでしょうか。

バンドは現在再結成して活動中のようですので、日本に来てくれるよう応援しましょう!

バンドのfacebook
| 70'S PUNK・POWER POP | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
LINK / BUBBLE LAUNCHER
このブログを読んでくださっている方でLINKは昔聴いてたよという方結構いらっしゃるのではないでしょうか。かくいう管理人も高校生の頃よく聴いておりました。聴き込んでいたのは「月面砂漠ローリングロック」までだから彼等の音源に触れるのは12年振りとなるわけで、彼等も長いことやっているわけだけど自分も随分年をとったんだなあと感慨に耽ってしまいます。

さてこのシングルは英語詞の2曲入り。A面の「Bubble Launcher」は単音ギターを取り入れたパワーポップです。シンプルな曲構成と隙間の多いアレンジで、曲名が示すようにシャボン玉みたいな儚げな印象を受けます。LINK最大の売りである柳井さんと小森君のツインボーカルも美しい。
個人的には柳井さんのガラガラ声が昔に比べるとマイルドになってきていてとても耳馴染みが良いです。発声も大分クリアになった気がする。

B面は小森君がメインを張る荒くて暗めのパンク。このブログだとRed Donsとかが近いでしょうか。シャウトが実にかっこよく決まっていますよ。

当時と音楽の趣味が変わってしまったとしても変わらずパンクロックが好きなら手に取るべき音源ではなかろうか。
このシングルをリリースしたのって元銀杏BOYZのアビちゃんのレーベルなんですよね。Life BallにCAR10、現行バンドのコンピ、そしてこのタイミングでGoing Steady時代からの旧友のリリースに男気を感じずにはいられません。
| JAPANESE PUNK | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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