去年あたりからでしょうか、贔屓にしていたパンクバンドが揃って路線変更し、そのどれもがイマイチピンとこなかったため、これを機にと昔聴いていたけどいつの間にか距離を置いてしまったアーティストの新作や普段聴かないジャンルのバンドをちょこちょこ聴いております。その中でもこの4枚は特に良かった…!
Linda Perhacs / The Soul Of All Natural Things
アシッドフォークの大名盤「Parallelograms」からなんと44年振りの新作となるLindaさんのニューアルバム。
「Parallelograms」は学生の頃渋谷のユニオンで買ったのを覚えています。
音からジャケットまで全てが完璧な真夏のまぼろしのようなアルバムでいたく感動したのですが、再発盤CDの内ジャケットに掲載されていたバンダナ巻いてニカーっと笑うLindaさんの写真を見たらアルバムの魔法が解けてしまいまして…。で、この新作も御尊顔ジャケなもんだから大して期待もせずに聴いたんですが、やーこれが凄く良くて再び魔法にかかってしまいました。
曲のアレンジなんかは流石に現代風になってますけど、雰囲気は全然損なわれていませんね。
「Freely」の終盤の木々のざわめきを思わせる展開とか、何か大いなる意志のようなものと交信しだすラストの「Song Of The Planet」とかヤバいなあ。是非夏の終わりに聴きたいですね。
Marissa Nadler / JulyMarissaさんとの出会いも学生時代に行った渋谷のユニオンでした。枯れ木の間に黒い服を纏った人が立ち竦むイヤ〜な雰囲気のジャケットに惹かれて手に取った
「Ballads Of Living And Dying」は妖しさが纏わりついてくるフォークで夢中で聴いたんですけど、直ぐにパンクやシューゲイザーにハマりそれっきり。
時は流れ、すっかりMarissaさんの存在も忘れた2013年、ネットを眺めていたら
「The Sister」が目に止まり、おおそういえばこの人好きだった!と聴いてみたアルバムはしっとりと洗練されたフォークに。曲数も8曲でちょっと少ないし、どうにも物足り無いなあと思っていたら新作はSacred Bonesからリリースとの報せを訊いてワクワクしておりました。
初期の呪怨がちょっぴり戻った、夜の闇に溶けてしまいそうな冷たい美しいフォークの連発で真夜中に独り部屋で聴くとグッとくる。オススメだぞ〜
Lycus / TempestDeafheaven関連を漁っていたらあたったフューネラル・ドゥームメタル。元メンバーのバンドだそうでリリースは2013年です。フューネラル・ドゥームって初めて聴きました。やってることは激しく重苦しく悲しいのに、受ける印象は真逆で安らかに息を引き取るかのような穏やかな気持ちにさせてくれました。これも長く付き合うことになりそうな名盤です。
The Guild Of Funerary Violinists / The Art Of Funerary Violinフューネラル続き。メタルじゃないですけど、
レコード屋さんの紹介文によると英国の葬送の為のバイオリン演奏集団の音源なのだそうです。葬列を連想するような曲から喪に服すような厳粛な曲まで様々な悲しいバイオリンの音色が堪能できます。こういうワールドミュージックのレコードももっと聴きたいんですけど、お金がなあ。
Capitalist Casualtiesが来日するとかしないとか、Despise Youが来日するとかしないとか。Neon Heartsも来るとか来ないとか。Stingraysは日本に住んでるのか?行くとしたら仙台まで来てくれるCapitalist Casualtiesかしら。
それから英雄戦姫GOLDクリアしたぜ。劣化したシナリオ、つまらないラスボス、バグ・誤字脱字だらけ、CGが全キャラ分用意されてないなど色々ガッカリさせられましたが、それでも面白かったよ!楽しい時間をありがとう天狐ちゃん!☆3つあげよう。
大好きなアキレスは声優が交代して不安でしたが、蓋を開けてみれば相変わらず1番強くて、可愛くて、かっこよかった。彼方尾ミル…一体何者なんだ…。
2周目はもうちょっとしてからやります。そんな感じ。