イギリスの人気OiパンクバンドHard Skinの3枚目のアルバム「On The Balls」と女性ボーカルを招いた「Why Do Birds Suddenly Appear」。2枚同時リリースだったので、2枚同時レビューです。
Oiパンクは全然聴いたことなくてHard Skinを聴くのもこれが初めてなんですが、「On The Balls」は男臭いボーカルとサッカーの応援を思わせるコーラスの熱い掛け合いが楽しい、ノリノリの70'sロックンロールパンクで、Oiパンクにおっかないイメージを抱いてた僕としては嬉しい誤算でした。
録音状態もメジャー過ぎずアングラ過ぎない、きれいでとっつき易いものでポップパンクファンの方なんかにもオススメしたくなってきますね。
で、やはり目玉は「Why Do Birds Suddenly Appear」でしょうか。このアルバム、「On The Balls」のボーカルパートを女性ボーカルに差し替えたものなんですが、そのゲストが凄いのなんの。
Beki Bondage (VICE SQUAD)、Beckie Chaos (CHAOS UK/SPITE)、Alison Mosshart
(DISCOUNT/THE KILLS)、Mustard Gas(Sandy) (FUCKED UP)、Marion Herbain &
Roxanne Clifford (VERONICA FALLS)、Miki Berenyi(LUSH)、Manda Rin
(bis)、Liela Moss (DUKE SPIRIT)、Debbie Smith (Curve/Echobelly/The
Nuns)、Joanna Newsom (ハープ奏者/シンガーソングライター)、Beth Jeans Houghton
(シンガーソングライター)、Alela Diane (シンガーソングライター)
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Baseからのコピペです。
いやあ・・・。パンク界隈のゲストはともかく、今をときめくVeronica FallsにLushのミキちゃん、デビー・スミスにジョアンナ・ニューサムて!
雷矢の新作にフルカワミキとかやくしまるえつこが参加する感じ?それも例えとしてどうなんでしょう・・・。
ゲストも凄いですが、こうしてみると日本と海外でのOi~Skins人気の温度差が凄いですね。
全体的にみんな楽しそうに歌っています。「On The Balls」ではさほど気にならなかった「Fuck」とか汚い単語を女性ボーカルで発せられると妙にドキッとしてしまったり。
個人的には「The Man Who Ran The Town」のお下劣なジョアンナ姉貴が最高に好きです。ハマり過ぎ!
Hard Skin - The Man Who Ran The Town That's Bollocks Mate(With Beckie Chaos)