仙台七夕祭りでりんご飴を食べたり、「K-ON! 7inch Vinyl "Donuts" BOX」のために秋葉原まで出向いて4時間半並んだり、コミケへ行ったり、No Use For A NameのTony Slyさんの訃報に涙したり、Algernon Cadwalladerの解散に凹んだり・・・。
楽しい出来事、悲しい出来事が沢山あって、例年以上に夏らしい夏を満喫しております。
ブログやtwitterをやっていてふと、自分ってパンク側の人間なのかインディーロック側の人間なのか、ただのキモヲタなのか今ひとつ立ち位置が分からなくなる時があって。
BOYSやRIPOFFSなど心のバンドの来日公演にも行かなかったし、今年のフジロックもデニスさんのRefusedが出演するというのにスルー。My Bloody Valentineの来日公演もチケット応募したものの落選。ダフ屋的なものを利用してまで観たいか?と問われれば別にそれほどでもないし・・・。
一方で、さしてアニメや漫画に興味があるわけでもないに、きゃにめ夏祭りやコミケへ遠征するなど一体自分は何が好きなんでしょうか。何がやりたいんでしょうか。
一夏の散財の記録。新旧・ジャンル関係無し。
Nunslaughter / Hells Unholy Fire
アメリカのデスメタルバンド。邪悪なジャケットに一目惚れして購入。裏ジャケも邪悪。内ジャケはさらに邪悪。邪悪邪悪!
Ritual / Beneath Aging Flesh And Bone
これもジャケ買い。ドイツのニュースクールハードコアバンドRitualの3rdアルバム。メタル要素は皆無で、ロック色の強いドライブ感溢れるかっこいい音です。
V.A. / Nofuckingwhere:11 Boston Bands Perform Ride's Classic 1990 Album
ボストンのバンドによるRideの「Nowhere」のカバーアルバム。リラックスしたムードの曲が多いです。
ここでダウンロードできます。
Unbroken / Discography
高校時代に音楽雑誌のハードコア特集で見た「Life. Love. Regret.」のジャケットがずっと心に残っていたUnbroken。上京した時に探したけれど見つからずじまい。でも80年代のハードコアやポストハードコアに夢中だった当時の自分には理解できなかっただろうなあ。90年代のハードコアは暗くて重くて、悲痛で狂ったようなバンドが主流だったからの・・・。でも今ならなんとか理解出来そうな気がして、一曲一曲じっくり聴きこんでおります。
MG15 / Derecho A La Vida
数年前にレコ屋で見かけた肺の木?ジャケが強烈だったこのバンドもようやく買えました。巻き舌スペイン語のポンコツD-Beatが最高すぎます!
Razar / Stamp Out Disco
とうとうこのシングルも再発されましたか・・・。そのうちブログで感想を書いてみるつもりです。
Bats / Popgun
こちらも素晴らしい再発。優しくて暖かいパワーポップ名シングル。手作り感のある音が愛おしいです。ビートルズのカバーもハマってます。
竹達彩奈 / Sinfonia! Sinfonia!!!
きゃにめ夏祭り2012で流れていた「
♪の国のアリス」がとんでもないことになっていたので慌ててチェック。どちらかというと♪の国〜のが好みですが、こちらも素晴らしい出来。ドキドキします。
大橋歩夕 / ファンタぢすた
ファンなんです。青春ソングのフリしたプログレの「春の匂い」とか、心からホッとする「そよ風と背中」とかいい曲一杯でよく聴いています。でもアルバムが既発曲ばかりなのは萎えるからやめてほしいです。スフィアとか。
第一宇宙速度 / ラブ&II+
早くも2枚目のアルバムです。前作よりもわかりやすくポップな曲が多くなった気がします。特筆すべきは「I Fought The Law」のカバー。異様にスローに聴こえるドラムの衝撃的なかっこよさよ!スカスカでショボめな録音状態も良し。ニルヴァーナのカバーは「そに子がニルヴァーナやってる」としか。あのバンドって誰がどうカバーしてもかっこ悪くなるのでこれはまあ無難な出来かと。
O.S.T. / 英雄*戦姫 オリジナルサウンドトラック
上半期にハマっていたエロゲのサントラ。ゲームは色々勿体ない出来でしたが、音楽は想像以上のクオリティでビックリしました。ちなみに人気投票で上位に食い込んだキャラはグッズ化されるとのことだったのですが、僕の好きなアキレスやマルコ・ポーロは圏外でした。くそったれがッ!
菊田裕樹 / シークレット・オブ・マナ・ジェネシス 聖剣伝説2 アレンジアルバム
LIVEALIVEのサントラの再発も嬉しかったけれど、このリアレンジ盤も最高ですよ。オリジナルの雰囲気を壊すことなく現代風に生まれ変わった名曲の数々。ウェアウルフにハメられていつまで経ってもプリムを仲間に出来なかったこととか、大砲の着地点に配置されたキラービーの気持ちを考えて暗い気持ちになったこととか、セレクトバグとか、そんなゲームの名場面の思い出と共に、もうあのころのスクウェアは無いんだとしんみりすること必至です。
Christ On Parade / Sounds of Nature
ブックオフで500円。アメリカのハードコアですがノイジーな音がイギリスっぽくて面白いです。これはいい買い物。
Meanies / Come & See
オーストラリアのラモーンパンク。ラモーンズよりお馬鹿でロック風味を加味した起伏のある展開がいいですね。これもブックオフで投げ売りされておりました。
Meanies / 10% Weird
これは新品未開封状態で投げ売られていました。5作目なのにサウンド面に大きな変化が無いせいか、国内盤の帯コメントもかなり投げやり。
Ascend / Ampel Fire Within
Sunn O)))のグレッグ・アンダーソンさんのバンド。ドラムが入っているのでSunn O)))よりもロックぽくて聴きやすいです。しかし帯付きの国内盤が500円・・・。うーむ。
Rob Crow / My Room
サンディエゴの変態ロブ・クロウさんのソロ。宅録系かと思いきや、似非ボーカルグループ風の曲やデスメタルまでやりたい放題。500円。
Kitchens Of Distinction / Cowboys And Aliens
イギリスのネオサイケバンドの4枚目。元々R.E.M.っぽいところがありましたが、このアルバムはかなりそれっぽく。このバンドの冷房みたいなノイズギターは今パクリ時だと思うんですけど、シューゲイザーバンドやってる方どうでしょう?500円。
Gangway / Happy Ever After
ネオアコ名盤もブックオフ様にかかれば250円だ!ガハハ!
Logical Nonsense / Expand The Hive
さくら野のレコード市で500円でした。ビアフラ先生のAlternative TenTaclesから。
Logical Nonsense / Soul Pollution
98年作。90年代ハードコアは全く知らないので勉強になります。
Token Entry / From Beneath The Streets
スポーティーなNYHCの1st。2ndが有名だった気が。
Decontrol / In Trenches
カナダのD-Beat。まだあんまり聴いていません・・・。
Artimus Pyle / Civil Dead
His Hero Is Gone直系と書かれていましたがHHIG未聴なので比較できません。でもかっこいいですよ。Prank Recordsってなんか聞いたことあるなと思ったら
Dead And Gone出してたレーベルでした。
Captain 9 / Scum Of The Earth
Ripoffレーベル。渋いガレージロックンロールパンクで最高だ!
V.A. / Powerpearls Vol.5
パワーポップ名コンピ。Jet Boysの為だけに買ってもいい。
V.A. / Powerpearls Vol.6
パワーポップ名コンピ。Pinballsの為だけに買ってもいい。
買ったなあ。こうやってみると、ホント実は何にも興味ないんじゃないか・・・。
ま、実存的不安に陥って背筋が凍りつくのも、怖い話でゾッとするみたいで夏っぽくていいんじゃない?ない?