去る4月21日は
レコードストアデイでした。CD・レコードショップが次々に閉店している昨今ですが、僕が住んでいる仙台も例外ではなく年々レコ屋が潰れてしまってかなり寂しいことになってきています。なのでこの機会にと、この催しに便乗して実店舗・通販の両方で買い漁ってまいりました。少しはレコード屋さんの売り上げに貢献できたでしょうか?
ということで、今回はレコードストアデイの戦利品とそれらの簡単なレビューみたいな記事です。
Candy / Whatever Happend To Fun…
祝CD化!甘いボーカルにウキウキしてしてくるようなメロディー。正にアメリカンパワーポップの王道を行くような華やかな音ですね!聴いていてゼイリブとかレポマンみたいな80年代の素敵なアメリカ映画を観ているような感覚に陥りました。もうドキドキです。バンド解散後、ギターのギルビー・クラークさんはガンズアンドローゼスへ。ソロへと転向したボーカルのカイル・ヴィンセントさんは明日明後日と下北沢でライブ。羨ましい!
Medicine / Box Set
とうとうでました。90年代US産シューゲイザーMedicineのレコードストアデイ限定ボックスセット。1st、2nd、ライブ音源からレアトラックを纏めたCaptured Tracksこだわりの逸品です。
再結成後の路線はイマイチでしたが、当時のライブ音源を聴くと現役時代は本当にかっこよかったんだなって。現行のバンドにも影響大なのに「Medicine直系」なんて言われることが無いのは長いこと廃盤状態だったせいもあるんでしょうね。1stと2ndは単体でも再発されているのでこの機会に是非。マイブラもいいけどMedicineもね!
Circle Of Ouroborus,Drowning The Light / Moonflares
「Eleven Fingers」、「The Lost Entrance Of The Just」ですっかりCircle Of Ouroborusにハマってしまいました。そんなわけで旧譜も少しずつ追いかけています。しかしこうしてスプリットとして比べて聴いてみると本当にヘンテコな音楽ですねえ。Drowning The Lightは真っ当にブラックメタルしてます。
Iron Lamb / The Original Sin
スウェーデンのデスメタルバンドのメンバーによるメタルパンクバンド。メタルパンクって去年あたりから耳にするジャンルですが、パッと聴きモーターヘッドをさらにメタリックにしてハードコアに接近した感じ?
メタルなの?パンクなの?なんともややこしいですが、内容は単純明快な爆走チューンのオンパレード。この手のジャンルにつきものの雄臭さは抒情的なギターソロで中和されているのでとても聴きやすいです。いいアルバムなのでZekeなどがいけるなら聴いてみてほしいバンドです。
Beherit / Oath Of The Black Blood
ジャケ買い。このジャケット、ゴシックホラー映画「エル・ゾンビ」のテンプル騎士団みたいで滅茶苦茶カッコよくないですか!?黒衣を纏ったテンプル騎士団が馬に跨って草原を疾走するシーンが印象的だったあの映画のようにこのバンドも幻想的なゴシック路線かと思いきや、ノイジーでギタギタの極悪プリミティブブラックでした。でも良く考えたら僕ゴシックは苦手なので結果オーライですかね。
Zouo / The Final Agony
高校時代に読んだ中島らものエッセイでその存在を知ったZouo。ハードコアとか関係無しに日本人ならマストバイですよ!A面B面じゃなくてDEMON SIDE、EVIL SIDEって表記もイカす。
V.A. / IS <インフィニット・ストラトス> Vocal Collection Album
このCDでIS関連はお終いかと思うととても寂しいです。イズル、どうにかしろ。
Amazing Tails / Happy Hour Unhappy days
SP Recordsリリース。フィンランドのメロディックパンクバンドの編集盤。土着っぽさは無く、性急に畳み掛けるような激しい演奏がとてもかっこいい。
Amazing Tails / Daydreams For Adults
お蔵入りとなっていた2ndとコンピなどの曲を含めたアルバム。漂う哀愁メロ、複雑なギターリフなど奥が深い。最近復活してシングルを出したようなのでそっちもチェックしてみようかと思います。
以下ブックオフで500円
Misfits / Walk Among Us
Misfitsは高校時代友人にアメリカンサイコを貸してもらったのですが、おっかないルックスの割にポップな音だったもんでガッカリしてそれっきりでしたねえ。このアルバムはダンジグさんが歌ってます。存在感が凄いですね!そりゃ人気者になるわなあ。
Midway Still / Life's Too Long
こんなものまで投げ売りするとは・・・。哀愁と渋味溢れる漢のパンクロック。また来日してくださいな。
Johnny Thunders & The Heartbreakers / D.T.K. - L.A.M.F.
Chinese Rock大好きです。
Moondogs / The John Peel Sessions
アイルランドのパワーポップバンド。スタジオ音源のように綺麗です。やっぱり70年代のバンドはいいですねー。
Fastbacks / The Question Is No
90年代名ポップパンクバンド。これはシングル集ですね。これまた後にガンズアンドローゼスに加入するダフ・マッケイガンさんが在籍していた頃の音源も収録されています。カート・ブロックさんは今Sgt.Majorってバンドやってるんでしたっけ?
Doughboys / Crush
カナダのパワーポップ。Mega City Fourの故ウィズさんとの共作の曲が良すぎて他の曲の印象は弱め。
Death / Leprosy
「中古探すの一苦労」と過去記事で書いたんですが、まさか500円コーナーで見つけてしまうとは。これは2nd。
Death / Spiritual Healing
こちらは3rd。Obituaryの「Cause Of Death」でお馴染みのジェームス・マーフィーさんが参加したアルバムです。流麗すぎるジェームスさんのギターがちょっと浮いているような気もしますが、まあこれはこれで。
買った買った、買い過ぎました。これ以外にもブログの記事用に何枚か買ったおかげでもうスッテンテンです・・・。GWを遊んで過ごすお金が無くなってしまったので、連休は大人しくブログの更新でもしながら過ごそうかと考えております。ではでは。