スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark |
PINKSHINYULTRABLAST / HAPPY SONGS FOR HAPPY ZOMBIES
こっ恥ずかしいバンド名はあのAstrobriteから拝借したものと思われるロシアのシューゲイザーバンド。2009年に配信でリリースされた4曲入りの音源です。

ロシアのシューゲイザーバンドってHot Zexしか知りませんでしたが、こんなバンドもいたんですね。で、このバンドの曲はとにかく速い。エフェクターの使い方がとても巧く、BPM以上の体感速度を感じる疾走感を見事に生み出しています。
そして音作りも完璧で、4曲とも甘酸っぱくポップ。かなり良い出来です!特に「Deerland」はハードコアなシューゲイザーで滅茶苦茶かっこいい!

リリース当時はまるで話題にならず、聴き逃していたのが悔やまれます。ギターポップ的なスピード感でもなくDinosaur Jr的な速さでもない、シューゲイザーサウンドの疾走感がもたらすかっこよさ、気持ちよさを是非体験してみてください。4曲じゃあ全然足りないよ!

bandcamp
| シューゲイザー | 03:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MODERN PETS / ST
キラーパンクバンドを輩出しつづけるドイツのModern action所属のパンクバンドModern Petsの1stアルバム(追記:よく見たらアルバムはConcreatejungleからのリリースですなあ、まったくお笑いだ)。シングルと曲の被り無し。CD盤は既発シングル2枚収録の太っ腹仕様です。DRONESやKILLJOYSインフルエンスなシングルが大変かっこよかったんですが、さてアルバムは?と期待していましたが若干シングルとは路線が変わっておりました。

動きまくりのベース、ポゴりまくれるリズムを叩きだすドラムは相変わらずですが、ボーカルはシングルよりもスノッティ度高め、ギターはガチャガチャした音で不協和音まじりのギザギザしたメロディーを弾き倒す感じに。70'S PUNK的な最低限で且つおどろおどろしいメロディーとチープで粗野な演奏によるパンクチューンの連打にクラクラします。ポゴ全開のオープニングナンバーの「Affected People」、カッティングしまくりの暴走ショートチューン「Pascal Gaspard Asshole Youth」、ジャキジャキしたカッティングギターとナメくさったコーラスがかっこよすぎな「Endorophins」、どれも脳内麻薬分泌しまくりのキラーなナンバーです。

この70'S PUNK路線、個人的には大変アリなのですが、人によってはシャキっとしていたシングルよりもちょっととっつきにくいかなと。シングルが右ストレートで一発KOなら、アルバムはジャブの連打ってところでしょうか。キラーパンクはアルバムで連続で聴くのが醍醐味でもあるので、このアルバムの作りもこれはこれでいいんですけど、事前に試聴はしておいた方がいいと思います。
シングル買い逃した方、あるいは未聴の方はCD盤を買ってもいいんじゃないかなと。もしアルバムが気に入らなくても、シングルの曲は8曲も入っているので編集でバッサリカットするという聴き方も出来ますしね。

個人的にはシングル、アルバムどちらも好きです。Modern Actionのバンドはどれもかっこいいのでレジストレイターズなんかが好きな方は是非チェックしてみてください!

A.D.A(シングルの曲)

Five Finger Discount(アルバムの曲)

| 2010'S PUNK | 22:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SAMIAM / TRIPS
カリフォルニアのエモーショナルメロディックパンクバンド、SAMIAMの新作がこちら!20年選手だというのにリリース数はそれほど多くなく、今作が7枚目にあたるそうです。
恥ずかしながら僕はマッチジャケの「YOU ARE FREAKING ME OUT」しか聴いていないトーシロでして、ベテランバンドの最新作に口出しするのもちょっと気が引けてしまうんですが、ズバリ傑作です!SAMIAMのアルバムの中で1番のアルバム!と言えるかはわかりませんが、傑作には違いない強力なアルバムですよ。

UKメロディックとはちょっと違うくすんだようなメロディーに、胸を掻き毟るような熱く切ないサウンドが持ち味のこのバンドですが、90'S EMOやインディーロックを昇華したメロディックパンクといった感じに進化しています。ブリッジミュートを多用せずに、クリーントーンのギターによる心のこもった繊細なフレーズの一つ一つがかっこよく、泣かせてくれます。

アルバム前半はメロディックパンクパートで爽快に飛ばし、後半からはエモ色の濃い曲で聴かせてくれる構成になってるんですが、センスと情熱で進み続けた初期から経験を積みメロディーに磨きをかけていった中期、そして現在へ・・・と、なんだかバンドの道程を見ているようで、そう考えるとなんだかとってもドラマチックなアルバムに思えてきませんか?思えてきませんか・・・

勝手に集大成的アルバムにしちゃいましたが、疾走感、高揚感、メロディー、どれをとっても素晴らしく、わかりやすさと奥深さも両立していて本当にいいアルバムです。
エモ入ってるメロディックパンクですが、パンクロックが好きな方なら間違いなく震えると思いますよ。

bandcamp
| MELODICK PUNK | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
RESPLANDOR / AMBAR
現行シューゲイザーバンドの頂点に立つ(キッパリ) ペルーのResplandorが2002年にドイツのAlisonからリリースした2ndアルバムがこちら。今作はセルフプロデュースみたいです。

エレクトロニカムーブメントの波をモロに被った人達によるSlowdive再構築型シューゲイザーバンドの中では音作り、メロディーセンスがずば抜けているResplandorですが、4作目の「PLEAMAR」で聴けた霞のようなノイズギターと水飛沫を思わせるドラムサウンドは既にこのころから確立出来ております。またこのアルバムでは英語ではなくスペイン語で歌っていて、語感のせいでしょうか、神秘さ2割増しって感じです。

1曲目の「Claroscuro」が垢抜けないSlowdive系シューゲイザーで苦笑してしまうんですが(それでも他のバンドと比べると凄い出来)、アルバム全体としてメロディアスなシューゲイザーソングからアンビエントまで詰め込んだ隙の無い作り。雰囲気は似てるけど全然違うタイプの曲を違和感無く同じトーンに仕上げるって相当難しいことだと思うんですけど、苦も無くやってのけている余裕のようなものを感じます。
ついでにシークレットトラックではちゃっかりSlowdiveの「Morningrise」をカバーしてたりします。

2002年っていうとSlowdiveのトリビュート盤とGuitarの「Sun Kissed」、Monolandの「cooning」がリリースされ、じわじわとシューゲイザーが盛り返してきた年だったんですけど、流通が悪かったせいか、クオリティの割にはあまり話題になりませんでしたね。
で、その流通の悪さは未だに改善されず、このアルバムもレコード屋に入荷したその日に売り切れちゃって入手困難です・・・。
そんなアルバムをオススメするのもなんだかなって感じですけど、見かけたら迷わず買いです。

Claroscuro
| シューゲイザー | 01:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

CALENDAR

S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< October 2011 >>

SELECTED ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

ブクログ

MOBILE

qrcode

LINKS

PROFILE

SEARCH

SPONSORED LINKS