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お知らせ
先日長年連れ添ったパソコンが、ついに壊れてしまいました。あちこちにガタがきているらしく修理代が10万近くかかるとのことで、この際思い切って新しいパソコンを購入することを決めました。

すぐにでも買いたいところなのですが、ワタクシ今年に入ってからハードディスク、iPod、テレビ、ステレオが立て続けに壊れ、すぐにパソコンを購入出来るほどの余裕がないのが現状です。なので新しくパソコンを購入するまでこのブログはお休みにします。今回のように他所から更新することもあるかもしれませんが、取りあえずはお休みってことで。

数ヶ月か、半年か、はたまた1年か。再開までどのくらいかかるか分かりませんが、このままドロンしたりはしませんし、ブログは続けていくつもりです。

twitterはやっておりますので、このブログの管理人が気になって仕方ないという奇特な方は→から管理人をフォローしてみるのもいいかもしれません。

マイブラの新作が出るころには再開できていると思うので、このブログを読んでくれている方(いるといいなあ)は気長に待っていてもらえると嬉しいです。ではでは。
| 雑記 | 17:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
RESPLANDOR / PLEAMAR
まずはじめにズバリ申し上げましょう。このアルバムは現代シューゲイザーバンドの中でも最高峰に位置するアルバムです。

このRESPLANDORは南米はペルー出身、これまでにアルバムを3枚、シングルを4枚をリリースしており本国ペルーでのジザメリ公演のサポートをつとめた経験もあるそうです。今回紹介するPLEAMERは2008年に出た4枚目。プロデューサーにはなんと、コクトーツインズのロビン・ガスリーを起用しております。

彼等のサウンドはスロウダイブとラブレスのころのマイブラ、コクトーツインズを足したもの。メロディーはどこまでも透き通って美しく、シャワーのように降り注ぐノイズギターはとびきりに甘くドリーミー。閉塞感や密室感はゼロに等しく、奥行きのある音作り。
ポストロックとまるで区別がつかないバンドやインディーポップ化してゆくバンドが多いなかで、オリジナルシューゲイザーの遺伝子を受け継ぎ、現代のセンスで純シューゲイザーサウンドを鳴らすこのRESPLANDORは非常に稀有なバンドだと思います。

曲のクオリティーは高く、全ての曲が違う表情を持っていてアルバム全体にメリハリがついています。ロビン・ガスリーお得意のアンビエントな1曲目の「SOLAR」、スモーキーな出だしとパパパコーラスがステキな「DOWNFALL」、スロウダイブの3枚目っぽい「BOREAL」、ドラム大活躍の「PLEAMER」などなど。その中で個人的に最もインパクトがあり気に入っている曲は4曲目の「BREATHE」です。イントロ良し、メロ良しでアンビエントかつドリーミーなノイズギター。現代のシューゲイザーバンドが鳴らすべき曲ってのはこういう曲だと思います。

非常に残念な点がひとつだけ。流通がとても悪いことです。圧倒的クオリティーを誇りながらもリリース当初から現在まで知名度が低いのは、当時入荷したレコード屋さんが少なく(アマゾンでも扱ってないんだぜ)、入手できた人はごく少数だったからだと思われます。口コミでバンドの存在を知ったころには既に品切れで入手困難な状態が続いておりましたが、先日たまたまfastcutを眺めていたら再入荷の文字があり運よくこうやって聴けているわけです。
現物に拘らないのであればiTunesストアで扱っているようですし、バンドも事情を知ってか知らずかMyspaceではこのアルバムの曲を全曲公開しているので聴くだけなら簡単に聴けちゃいます。

スロウダイブ、マイブラ、コクトーツインズ、ギャラクシー500、4AD、ウルリッヒ・シュナウスあたりにピンと来る人は是非とも。他のバンドとは一線を画すサウンドですよ。

fastcut recordsで買えます。

Myspace
| シューゲイザー | 20:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
デンストラソムネン・・・?
 先日バーンホームズでKIDNAPPERSを買った際、色んな音源を試聴させていただいたのですが、その中の1枚に妙なバンドが混じっていました。それはDEN STORA SOMNENというスウェーデンのパワーポップバンドのデビューアルバムなのですが、これがまた珍奇な音源であったのです。
今回は音源を手に入れていないのでレビューじゃありません。ですがこのバンドは音源がほとんどレコード屋さんに入荷していないと思われるので、興味を持っていただけたらなーと、いっちょう紹介させていただきます。

まずはMyspaceで試聴してみてくださいな。

いきなりメンバーの写真が飛び込んでくるわけですが、垢抜けないルックスのわりにメジャー志向っぽそうな感じが実にいい塩梅ですね。
1曲目の「FORORTSBARN」は何故かロンドンコーリングの頃のクラッシュみたいな曲で、これがまた肩透かしといいますか。パワーポップじゃないのかよ!?
恐る恐る2曲目の「SOM PA TV」を再生すると聴こえてきたのは軽快なカッティングギターで一安心。そしてボーカルの声質がLOST PATROL BAND、INVASIONENのデニスさんにそっくりなこともあってアラ、意外と悪くないんじゃないかしら?不安から一転、俄然期待が高まります。
しかし3曲目の「ALLT VI GOR GAR AT HELVETE」では、なんとサビでテクノ調の電子音が入ってくるアンバランス極まりない異様な曲。狙ってやってるんでしょうか?だとしたらその狙いはなんなんでしょうか?

で、僕はこのあたりで1枚目はリタイアしちゃいました。実はこのアルバム2枚組でして、2枚目も試聴させてもらったんですが、インタビューか何かなのか男の人がずっと喋ってるという謎仕様。
まあそんな調子だったので結局買わなかったんですが、彼の国ではメタルバンドがチャートを賑わせたり、パンクバンドがTVに出たりとここ日本とでは大分音楽事情も異なるようですので、こういうバンドが出てきてもなんら不思議ではないのかも。そんなわけでもし買ったという人がいましたら是非アルバムの感想を聞かせていただけると嬉しいです。

バーンホームズ・レコーズ←ここで買えるでよ。


おまけ:HOUSE VS HURRICANE / FORFEITURE
「ALLT VI GOR GAR AT HELVETE」を聴いて真っ先に頭に浮かんだのがこのオーストラリアのおバカスクリーモバンド。2:20あたりから超展開。
| 雑記 | 03:00 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
KIDNAPPERS / WILL PROTECT YOU
レコード屋さんのコメントなんかを見ると解散したと思っていたのは僕だけではなかったドイツのKIDNAPPERS。RIP OFFからALIEN SNATCHへ移籍しての3枚目のリリースとなります。
「4年ぶり待望の新作!」と歓迎したいんですが、正直いまいちなアルバムですこれ。

前作「NEON SIGNS」はロックンロール、70'sパンク、ガレージ、パワーポップを組み合わせ、そこに泣きのギターという隠し味を加え彼等独自のサウンドを組み立てることに成功、地味ながらもそこかしこに光るセンスを感じさせる良盤でした。
ですがこのアルバムからは「NEON SIGNS」の溌剌としたエネルギーは全然感じ取れません。
まず全体の演奏が元気ないです。爆音ギターは鳴りを潜め始終チャカチャカしてますし、ベースとドラムも勢いを押さえがち。ボーカルももうひとつノリが悪いです。
さらに致命的なのが速い曲が少ないことです。10曲中2曲という圧倒的少なさ。しかもその2曲でさえも前作に比べれば相当スピードダウンしています。

じゃあメロディーはどうだ?というとこれも微妙・・・インパクトあるイントロや、流し聴きしてても意識をもっていかれる印象的なフレーズもなし。うーん・・・もっとアレンジに時間をかけてもよかったのでは?(つってもコレ4年ぶりの新作なんだけど・・・)
一瞬で終わるギターソロ、しかしその一瞬に全てが詰まっている「NOTHINGS  GONNA CHANGE」、ほっこりとしたあったかさと、そこはかとない泣きが感じられる「I WILL PROTECT YOU」あたりは正にKIDNAPPERSのロックンロールって感じなのですが、全体的に冴えない曲が多いのです。

MANIKINSが疾走ガレージの3rdからメロディー重視の4thへの変化したように、彼等も上手く路線変更出来ればよかったんですが、残念なことにこのアルバムは爆音ギターとスピードを手放した代わりのものが見えてきません。
よってKIDNAPPERSファン以外にはオススメしません。いつかまた「NEON SIGNS」のような傑作を引っさげて帰ってきてほしいです。いつまでも待ってるぜ!

Myspace←アルバムのダイジェストが聴けるんだけど、trainticketなんかと聴き比べてみるとテンションの違いが良く分かると思います。
| 2010'S PUNK | 16:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
RED DONS / FAKE MEETS FAILURE
ポートランドのOBSERVERSのVoであるDOUGLAS BURNSさんを中心に、CLOROX GIRLS、THE SODA POP KIDSというその筋の精鋭によって結成されたスーパーバンド、RED DONSの2010年リリースの2ndアルバムです。先に挙げたバンドだとOBSERVERSが1番近いサウンドでしょうか。

同郷のESTRANGEDはWIPERSスタイルのパンクロックをやっていますが、このRED DONSはスウェーデンのVICIOUSやMASSHYSTERIのような哀愁70'S PUNKスタイルです。
ESTRANGEDよりもパンキッシュ、それでいてMASSHYSTERIほど民謡っぽくない感じかな。
ギターは粒子の粗いざっくりとした質感で切れ味抜群、ボーカルとコーラスは先述のバンドには無い熱さがあります。
そしてこのバンドのキモとなるのがドラム。空間を埋め尽くさんばかりの圧倒的手数!パンク本来の荒々しさをと軽やかな疾走感を見事に両立させています。

ESTRANGEDやVICIOUS、MASSHYSTERIが好きだったら手に入れておくべき傑作です。捨て曲も無いですし、¥1200というコストパフォーマンスも大変魅力的です。

ちなみにフロントマンのDOUGLAS BURNSさんはREVISIONSというアコースティックパンクバンドでも活動しております。こちらもかっこいいので、PLAN-IT-X RECORDS関連のバンドが好きな人はチェックしてみてはいかがでしょうか。

RED DONSのMyspace

REVISIONSのMyspace
| 2010'S PUNK | 22:25 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
DECIBELS / THE BIG SOUNDS OF THE DECIBELS
2003年に来日もしているカリフォルニアのDECIBELSの名作2ndがこちら。リリースはスクリーミングアップルから。

内向的な音楽好きのおっさんたちがビートルズをはじめとする60年代サウンドとモッズのビートを掛け合わせ、カリフォルニアのお日様の下で天日干しした結果、出来上がった音楽は青臭くもキラキラした完璧なパワーポップでした。
これが出たのは2001年。これまでに沢山のパンク・パワーポップの名盤が出ていますが、このアルバムの独特なピュアな雰囲気に肉薄するアルバムってあんまりないような気がします。故に尊いバンドなのです。

このアルバムは音がとてもクリア。ギターは爽やかに響きわたって心地いいですし、巧みなドラムさばきによる抜けのいいクリアな疾走感の素晴らしさも特筆に値すべきです。
モッズな「MILLION WAYS」、音の質感やムードは60年代でメロディーは現代風(ちょっとマフスっぽい)の「ENCOURAGING」、優しいメロディーの「SMILE」、泣きメロポップナンバーの「SYMPATHY」。そのなかでも1番のお気に入りはオープニングを飾る「WRONG WAY RIGHT」です。
ピアノの伴奏、かき鳴らされるギターとハウリング、青臭さすぎるメロディーとナイーブなボーカルに涙腺は崩壊です。

全体的に泣きのメロディー漂うパワーポップですが、「哀愁」とか「号泣」ではなくホロリとくる感じです。攻撃的なパンクロックを求める人にはオススメしないけど、パワーポップファンやギターポップファンは手にとっていただきたいアルバム。アタリスとかウィーザーのファンにもいけるかも。

あとEGGINGから出てる編集盤にはTHE BOYSのカバーなんかも収録されてたはず。気に入ったら探してみてください。

Myspace←でTHE BOYSのFIRST TIMEも聴けちゃいます。青臭くも美しいカバーです。必聴!
| 2000'S PUNK | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
這う男
 ミルキィホームズを観ていたら子供のころ祖父と一緒に観ていたグラナダTVの「シャーロック・ホームズの冒険」を思い出しました。

ジェレミー・ブレット主演のこのシリーズ、原作に忠実な作りで非常に評価が高い作品でありますが、子供の僕でも十分に楽しめる面白いドラマでした。
その中でも思い出深い回といえば、やっぱり「這う男」であります。

この「這う男」は、若い嫁をもらった老学者のプレスベリー教授が精をつけるため猿のエキスを自身に注入、結果心までも猿と化してしまう・・・というホームズ史上最もトホホな短編なのですが、「シャーロック・ホームズの冒険」ではなんとこれを忠実に映像化!
猿のエキスを注入するという発想もさることながら、奇声を発し木によじ登るプレスベリー教授の姿は猿そのもの。
一緒にTVを観ていた祖父の途方にくれた顔を僕はけして忘れないでしょう。

今後のミルキィホームズも、さらに突き抜けた展開を期待しています。
| 雑記 | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MEWも一緒に来日ですって!
 このブログの存在を僕はごく親しい友人にしか明かしていないのですが、
実生活の中で「ブログ、始めたんすよ・・・」と打ち明ける時の気恥ずかしさ、後ろめたさ、あれって一体何なのでしょうか。

暗に「日記見たんならコメントしていけ!」って言ってるようなものだからでしょうか。
それとも「今時ブログかよ」という自嘲の念からきているのか。
そしてそんなことをわざわざブログに書くこと自体が俺の心の弱さだ。

まあそんなこんなでブログ始めてから半年近く経ちました。
「今時ブログかよ」なんて書きましたけど、開設当初は嬉しくて嬉しくて1日5件くらい記事を書いてました。が、今ではすっかり更新頻度は落ちてしまいました。なかなか思うようにはいかないものです。
それでも新譜・旧譜ともにまだまだネタはあるので、
ボチボチ続けていけたらなあと思っています。

ところでFLAMING LIPSが来日するらしいですね。僕は来日公演に行けないので
気分だけでも、と「Embryonic」を聴こうとしたらCDが見つからない。小1時間ほど探してからようやく「Embryonic」未だに買っていなかったことに気付きました。「Embryonic」どころかピンクフロイドのカバーアルバムやウェインの自主制作映画のサントラすら買っていませんでした。
ブログのタイトルにするぐらい好きなバンドだったはずなのに。ギャフン

いつかあの幸福感に満ちたライブを体験してみたいものです。ではでは
| 雑記 | 07:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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