50年代はチャックベリーやリトルリチャード、60年代はソニックスに敬意を示すガレージロックンロールバンドのJIM JONES REVUEの1stアルバム。2008年作。
このアルバムは去年ガレージ好きの友人に「とにかくすげえから聴いてみろ」と無理矢理聴かされたのですが、あまりの凄さに椅子からずっこけてしまいました。
何が凄いって、スピーカーどうにかなっちゃったんじゃないかと思うほど喧しいサウンド。物凄い音圧のギターと衝動丸出しのシャウト、スィングする小粋なピアノ。じつに生々しい迫力がありますよ。
オープニングを飾る「PRINCESS AND THE FROG」はド迫力の名曲です。とにかく弾く弾く弾く!叫ぶ叫ぶ叫ぶ!叩く叩く叩く!「HEY HEY HEY HEY」や「512」もノリノリ!ブギウギなロックンロールの「Another Daze」もかっこよすぎる!
アルバム通してノリノリになれますが、パンクっぽさはあまり無いです。50〜60年代のロックやガレージ、R&Bが好きならまず間違いなくはまれるでしょう。
何一つとして新しいことはやっていないのに妙に新鮮に聴こえるのは、今時ここまで潔くピュアなロックンロールをやっているバンドがいないからじゃないかとふと思ってみたり。
このバンド聴いて、「なんてうるさい音楽なんだ」とおもったんですが、そもそもロックってうるさい音楽なんですよね。当たり前だけど。
で、先日新作がリリースされたみたいなので皆さん是非とも買いましょう!もちろん僕も買います。
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