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NIGHT BIRDS / BORN TO DIE IN SUBURBIA
やけっぱちなハードコアバンドをリリースしているGrave Mistake Recordsからサーフでキラーなハードコア、Night Birdsの2ndが結構前に出ていたのでありました。
ボーカルはAdolescentsのTony Cadenaさんにちょっと似た感じ。80年代USハードコアの暴力的なスピードに緊迫感を煽りまくるサーフギター、ジメっとしたメロディーが鼻をつく危ないハードコアパンクが最高にカッコイイです。
僕は1stアルバムも持っているんですけど、完成度といいますかアルバムから漂ってくる迫力はこの2ndアルバムの方が勝っているような気がします。メンバーチェンジがあったからっていうのも関係してるんでしょうが、なんてったってタイトルが「Born To Die In Suburbia」。Waterslide Recordsさんの訳でいえば「郊外じゃ死ぬために生まれたもんさ」ですからね。僕も生まれてから20年近くを田んぼと山しかないド田舎で過ごしましたから、まあそう簡単に明るくはしてられないですよね。

タイトルにもなっている「Bor To Die Suburbia」と続く「Modern Morons」のベースとドラムはGang Greenの香りがして実に良い。メロディーを重視した曲が並ぶB面の中でも緊迫感が頂点に達している「New Cults」とか畳み掛ける演奏が凄い「Villia Obscura」辺りは本当にカッコイイなあ・・・。悶々としていた10代の自分に聴かせてやりたいくらいだ。
また彼等はハードコアバンドであると同時にサーフバンドでもあるんですよね。1曲目や中盤に挿入されるインストナンバーもパンク・ハードコアファンの耳に堪えうる不穏さが一杯でグーですよ。

暗くて速くて怖い、強烈な1枚です。このバンドのベーシストは一世を風靡したERGS!の人なのでポップパンクファンも是非是非。

bandcamp
| 2010'S HARDCORE | 18:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ADOLESCENTS / THE FASTED KID ALIVE
オレンジカウンティ非モテ代表!ADOLESCENTS再結成後2枚目となるアルバムがリリースされました!初めに言っておくと、ズバリ、いいアルバムですよこれは!

再結成していたのは小耳に挟んでおりましたが、アルバムをリリースしていたとは知りませんでした。才人のRIKK AGNEWさん他は脱退して、オリジナルメンバーはボーカルのTONY CADENAさん(このアルバムではTONY REFLEX名義でクレジットされてますが同一人物ですよね?)と、フロントマンでベースのSTEVE SOTOさんを残すのみ。

結成から30年以上経っているということもあって、1stにあったジメジメ感というか鬱屈した空気と若さに任せてぶっ飛ばす曲は無くなってしまったんですけれど、TONYさんのボーカルは衰え知らずで痛快、さらに全編で弾き倒すギターソロのグイグイ引っ張るドライブ感にバンドのもう一つの持ち味であったぎりぎりメロディック・ハードコアにならない寂しげなメロディを組み合わせたシンガロング必至の曲構成はADOLESCENTSらしい魅力で一杯です。

1曲目こそちょっと首を捻ってしまうんですが(いい曲だけど)、2曲目からは最後まで一気に聴かせます。特に印象に残った曲は、鋭い切れ味のあるイントロとコーラスが泣かす「One Nation, Under Siege」、1stの頃の面影を残す「Orange crush」、ドラマチックな異色のサーフナンバー「Serf City」、ハードコアファン大満足のハードコアナンバー「Tokyo Au Go Go」です。

80年代USハードコアファンよりは、ポップパンクファンやKBDスタイル好き、MOTORHEADファンが気に入りそうなアルバムです。
パンクバンド、というかロックバンドは「成熟」してしまったらそこで終りだと思うのですが、メンバーは五十代になったというのにもかかわらず、パンクバンドらしいフレッシュな作品を作り上げたことは何よりも賞賛すべきではないでしょうか。ADOLESCENTSはこの勢いのままおじいちゃんになってもパンクしていてほしいものですね。

Tokyo Au Go Go さあ皆さんご一緒に!トッキオー!(ゴーゴー!)
| 2010'S HARDCORE | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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