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ROTTWEILER / I'M DOWN
ちょっと前までパンク前夜のバンドのリリースが続いていたSing Singでしたが、最近になって再びパンク・パワーポップなバンドをリリースし始めました。
その中の1枚であるこのスウェーデンのRottweiler。70年代後期から80年代初頭まで活動していたそうですが、もちろん僕は存在すら知りませんでした。

オリジナルは80年に出たシングルだそうで、ロックンロールをベースしたパンキッシュパワーポップなんですが、鼻をつまんで歌ってるようなスノッティボーカルが何よりも印象的。ジャケットの左から2番目、列から1歩前へ踏み出したお髭のおじさんがボーカリストだと思うんですけど、その歌声は正に近所のおっさんが鼻歌混じりで散歩しているかのように陽気でマイルド。
抑揚を付けずに歌い上げるスタイルで最初聴いた時は全然かっこよく感じないんですが、しかしこれがよーく聴いてみると不思議とウルッときてしまう歌心があるのです。

コンピレーションの「Power Pearls」に収録されバンドの知名度を上げるきっかけになったというB面の「Wanna be your friend」はギターも結構ギンギン、バタバタしたつんのめり気味ドラム、シャウトも入った(でも叫んでるのは別の人)激しい演奏と、どう聴いてもパンクっぽくないボーカルの組み合わせが強烈です。

世間的にはB面が評価されてるようなのですが、個人的にはA面「I'm Down」を推したいところ。この曲、聴く人によってはダセエと切り捨てられてしまいそうなコテコテのロックンロールパンクで音もスカスカ、とってもチープなんですが、絶妙に涙腺を刺激するボーカルとソロだけはやたら激しいギターが最高なんです!

最近のスウェーデンはシリアスなパンクが主流みたいですが、昔はこういうバンドがたくさんいたんですよね?もっと聴いてみたいですねえ。スウェーデンの懐の深さが感じられる1枚です。

I'm Down
| 80'S PUNK・POWER POP | 19:10 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SOHO ROSES / WHATEVER HAPPEND TO... THE COMPLETE WORKS OF
EXPLODING HEARTSやBITERS好きだし、BARRERACUDASとかGIUDAとか凄いのが出てきてグラム系のパンクがまた盛り上がってるし、そろそろそいつらのルーツであるHOLLYWOOD BRATSやNEW YORK DOLLS、T.REXやSLADEも押さえておくか!
で、奮起して聴いてはみたけれど、もっさりしたテンポの曲ばっかりだし、ガチョウみたいなボーカルは気持ち悪いし、マイナーなグラム・ロックンロールバンドの再発ものに手を出すのはリスクが高いし・・・速くてポップで、しっかりグラムロックしてる俺好みのバンドっていないのかしらん?

そんなお嘆きの貴兄にご紹介したいのがこのSOHO ROSESです。

イギリスで結成、活動期間は1987年から1989年という短いものだったようですが、ドラムはその後なんとあのWILDHEARTSの初期メンバーとして活躍していたりします。

で、この全音源集ですね。ケバケバしいルックスこそグラムのそれですが、残した曲のほとんどがゴリゴリのギターとパワフルなドラムが際立った超高速のグラムパンク・パワーポップなのです!
カッコつけまくりのスカしたボーカルも最高にキマッててカッコいい!「COS OF YOU」や「SO ALONE」なんて女の子じゃなくても黄色い声をあげて失神してしまいそうです。BUZZCOCKSの「WHAT DO I GET」のカバーも超セクシー。
EXPLODING HEARTSが好きな人も、NEWYORK DOLLSが好きな人も、HANOI ROCKSが好きな人もみんなが満足することうけあいの素敵な一枚となっています。

BITERSやADJUSTERSをより深く楽しむためだけでなく、グラムロックやハードロック、ビートロックへの橋渡し的存在という意味でも非常に貴重なバンドだと思います。若干入手困難な音源ではありますが、オススメです!

COS OF YOU

SO ALONE
| 80'S PUNK・POWER POP | 20:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
PROTEX / STRANGE OBSESSIONS
「シングル数枚を残して消えていったバンドの未発表アルバム」なんて文句はパンク・パワーポップ界隈では既に決まり文句となっておりまして、いざ買ってみて良かったのはシングルの曲1曲だけだった・・・なんてことも結構あり、このパターンが続くと「はいはいいつものレア音源ね」といった具合に再発音源をスルーしがちになってしまうんですが、今回紹介するPROTEXはスルー厳禁の最高級のパワーポップバンドなんですよ。去年SING SINGがLPでリリースしてくれたお蔵入りアルバムなんですが、今年CD盤がリリースされました。CDはオマケとしておっきな缶バッジが付いてきます。

メンバーは皆十代、クラッシュの曲名からバンド名を拝借したアイルランドのこのバンド、牧歌的といってもいいくらい温かみのあるメロディーを尖ったギターサウンドで鳴らすというスタイルで、この年代のこのジャンルを追いかける者にとって理想的なパワーポップパンクになっています。パンクファンだけでなくギタポ好きをも魅了する優しく美しいメロディーに脱帽です。

例えばIVY GREENのようなバンドが放つ「狂気」もこの時代のパンクロックにしか出せないものだと思うのですが、このPROTEXが纏う「優しさ」もパンクロックだけのものなんだと言いたいです。
個人的には「You Don't Know Me」の眩さ、「I Can Only Dream」のスピード感にすっかりやられてしまいました。

ちょっと紹介するのが遅くなってしまって今から入手できるかわかりませんが、30年越しにリリースされたこのアルバム、この機会に是非聴いてみてください。ちょっと違うかもしれませんが、Sonic Avenuesが好きな人なら絶対気に入ってくれると信じています。とてもとてもオススメの一枚。

I Can Only Dream
| 80'S PUNK・POWER POP | 00:05 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
UNCOOL DANCEBAND / DON'T ASK ME TO DANCE
またまたとんでもない音源が1977recordsから出ちゃいました。このUNCOOL DANCEBANDはメジャーのポリドールから81年に「Jacqueline」と「Let me be your boyfriend」の二枚のシングルを出し消えてしまったバンドだそうで、その二枚のシングルはパワポファンから高く評価されておりました。僕も「Jacqueline」を人づてに聴かせてもらいましたが、素朴ながらもパンク通過後のパワフルさが詰まった名曲でした。
で、こちらは前述のシングルがセールス的に振るわなかったうえに、シンセサイザーが時代の主流となった音楽シーンにそぐわなかったという理由でお蔵入りなってしまったアルバムのスタジオデモにコンピの曲を追加した編集盤。残念ながら「Jacqueline」は未収録です。
「デモ集」なんていうとちょっと手に取りにくいかと思いますが、心配はご無用です!音の荒さや薄っぺらさは無く、非常にいい音質です。で、肝心のアルバムは初期パンク、パワーポップ、ギターポップファン必聴であり、歓喜するようなヤバい曲がズラリ。

ギターの音色はチープでざっくりした感じですが、リードギター弾きまくり。リズムもタイトでパワフルな演奏です。さらに特筆すべきはボーカルのSteve Bogartさんの圧倒的な歌唱力の高さ!凄まじい声量と音域の広さ!コーラスが素晴らしいバンドは結構いますけど、それに加えてこのバンドは圧巻のボーカルで魅せてくれます。

はっきりいって全曲ヤバいんですが、特に気に入った曲を。1曲目の「Don't Ask Me To Dance」は疾走感、ハーモニー、メロディー、ボーカルの全てが申し分無し。シングルの「Let me be your boyfriend」は大人のパワーポップって感じがいいですね。圧倒的に美しい「My girl, Shy girl」、ザクザクギターがかっこいい「Silver Screen」、バラードだってお手の物な「Same Mistake」、キラッキラなイントロとBogartさんのド迫力ボーカルによる壮大なパワポの「Until The Next Time」、THE BOYSもビックリな小粋なピアノが素敵、「You Make Me Free」に、華麗な「No Wonder」などなど・・・さらに「All Too Sonn」はなんというか、ポップスというかAORというか、メジャー感バリバリの曲なんですけどレコード会社に魂を売っちゃったような腑抜けたオーラは皆無。「実力派ポップバンドが本気でチャート狙いで作りこんだ渾身のバラード」といった雰囲気のある心震わす名曲です!

初代ボーカリストが亡くなったり(Bogartさんは2代目)、ワーナーに契約を突っぱねられ、ポリドールからはクビを切られ、いいとこなしでバンドは終わってしまって本当にかわいそうです。そんな悲運のバンドには「G戦場ヘヴンズドア」の長谷川鉄男の名セリフを贈らせていただきます。ちょっと僕がいじりましたけど。

そうですか?少なくともオレはこんな遺書のような血が通ったデモを聴いたことがない。こんな作品(もの)を没にするなんてできませんよ。オレにはできない。

My Girl, Shy Girl
| 80'S PUNK・POWER POP | 14:03 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
MARIONETZ / JETZT KNALLTS
ドイツのMARIONETZが1981年にリリースした1stアルバム。
1981年つったらアメリカではBLACK FLAGが「DAMAGED」を、CIRCLE JERKSが「GROUP SEX」をリリースし、イギリスではDISCHARGEが「WHY」を、EXPLOITEDが「PUNKS NOT DEAD」をリリースして世界中がハードコアへ移行している時期ですよ。
パンクシーンが過渡期を迎えている中でリリースされたこのアルバムは、時流に逆行するかのような誰しもがウッキウキのニッコニコになれる、とってもたのしーたのしーポップパンクアルバムなんです!

REZILLOSやMODERNETTESといった70~80年代ポップパンクのスタイルに、カラフルでチープなキーボードと英語とドイツ語を使い分けたボーカルを融合させたとってもイカすバンドサウンド。
攻撃的な曲、楽しい曲、アホな曲とバラエティーに富みながらもどの曲も異常にポップです。

特に凄いのがキーボードが圧巻の美メロを鳴らす極上のポップナンバーの「GUSTAV GLUCK」。アルバムの曲はどれも凄いですが、この曲のクオリティはPOINTED STICKSやSEVENTEENといったパワーポップの定番にして頂点のバンド達にだって全然ひけをとってないですよ。

またカバー曲でも凄いセンスを見せ付けてくれます。BEACH BOYSの「BARBARA ANN」の超高速カバー。キーボードが唸り、熱いボーカルとギターソロを披露。コーラスも忘れていません。81年ということを考慮すると結構凄いアレンジだと思います。
さらにオールディーズの定番、DION & THE BELMONTSの「A TEENAGER IN LOVE」のカバー(パクリ?)をやっています。タイトルが「TEENAGER STAR」になっているんですが、マヌケなキーボード、しまいにゃサックスまで出てくる腰砕けナンバーに。次の「100,000 phon」ではガラリと雰囲気を変えてハードロック調の曲に。変なキーボードが飛び出すんですが、滅茶苦茶ドライビンでかっこいい!サッカーの応援ソングみたいな「HEYA-HEYA T,S,V,」もグー。

このバンドはドイツ出身ということと、イロモノ・キワモノっぽいイメージでいまひとつ評価されてない気がします。個人的にはイロモノ・キワモノ一歩手前のかっこよさがあると思ってるんですが、どうでしょう。
先述したポップパンク、パワーポップバンドが好きな人はもちろん、RAMONESやDICKIESのようなカバーに定評のあるポップパンクバンド、あるいはTRALL PUNK好き、DUDOOSのような異次元ポップパンク(絶対お手本にしていると思う)が好きでまだ聴いてないのならそれはとてももったいないですよ。大推薦です。

Myspace
| 80'S PUNK・POWER POP | 00:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ANY TROUBLE / WHERE ARE ALL THE NICE GIRLS?
パワーポップにダサジャケはつきものですが、このバンドもなかなかにダサいジャケじゃないでしょうか。というより左上のメンバーのせいでダサジャケと化してる気がしますが、実はこの人こそANY TROUBLEのフロントマンなんです。
ジャケの画像はSTIFFからでたオリジナル盤ですが、僕が持っているのは1stアルバムにシングルやB面を追加した編集盤。再発盤はジャケがこれよりさらにダサい(というかかっこ悪い)ので画像はオリジナル盤にしました。お店で見かけても間違えることは無いと思いますが、一応気をつけてください。

ジャケがダサダサなら音楽のほうもダサダサか?といったらそんなことはなくってですね、パブロックやソウル、ルーツロックをポップに仕上げた軽快なロックンロールです。アコギの響きが心地いい「YESTERDAY'S LOVE」、パブロックだけど洗練されたポップさを感じる「SECOND CHOICE」、神聖なバラードの「NICE GIRL」、ポップなロックンロールの「THE HURT」などなど。また注目していただきたいのがBRUCE SPRINGSTEENの「GROWIN' UP」のカバー。オリジナルはアコギ一本のフォークソングでしたが、こちらはクリーントーンのキラキラしたギターにオルガンとコーラスまでいれた滅茶苦茶ポップなアレンジになっていて、アレンジ次第でこうも変わるものなのかとビックリすることうけあいです。

でもこのバンドにはもうひとつ魅力がありまして、要所要所で挿入されるギターソロ。超絶的に巧いのに派手になりすぎず、テクひけらかしのような嫌味臭さゼロ、まさに「小粋」という言葉がぴったりのギターソロが曲を彩ってくれています。それは特に「PLAYING BOGART」で顕著に現れています。ドラムのバシ!バシ!バシ!バシ!というオカズもカッコいいです。

パンクっぽさはゼロ、ちょっと地味ではありますがコステロとかロックパイルみたいな気張りすぎないロックンロールが好きならきっと気に入ってもらえるんじゃないかしら。リーダーのGREGSONさんはソロでも活動しているようです。

Myspace

PLAYING BOGARTバシ!バシ!バシ!バシ!のとこなんていうんですかね、知っている人がいたら教えてほしいです。

THAT SOUND再結成後?の新曲。凄くいい出来。


| 80'S PUNK・POWER POP | 20:14 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
NERVEBREAKERS / WE WANT EVERYTHING!
 80年にレコーディングされたものの、そのままお蔵入りになったテキサスのパンクバンド、NERVEBREAKERSのアルバム。SEX PISTOLSやCLASHの前座を務めたこともあるそうな。
お蔵入り音源だったためか、ちょっとモコモコしたサウンドですが、ドライブ感全開で、テキトーなボーカルが乗っかる陽気なポップパンクアルバムです。

アルバムの冒頭を飾るのは、「続・夕陽のガンマン」のテーマソングである「THE GOOD THE BAD & THE UGLY」のカバー。RAMONESの「LOCO LIVE」の1曲目でおなじみのあの曲です。パンクスは西部劇が好きなのか?

2曲目の「MY GIRLFRIEND IS A ROCK」は、ドライブ感に溢れたイントロなのに、どこかルーズでマヌケ、しかし、どキャッチーなポップパンクというこのアルバムを象徴するかのような名曲です。ギターソロもすごくいい。続く「GIRLS GIRLS GIRLS GIRLS GIRLS」もサビの大合唱が楽しい!ギター弾きまくりな「HOW CAN YOU TELL」、パブっぽくもポップな「LET'S FALL APART」、イントロのギターが泣き泣きの「WHAT'S LEFT OF ME」など、どの曲も素晴らしいです。

当時のパンクバンドよりも平均年齢が高かったためか、演奏力は確かなものがあるのですが、それでいてルーズなグルーブを醸し出しているというアンバランスさが魅力的です。

ところでMyspaceのMY GIRLFRIEND IS A ROCKはシングルバージョンなのか、僕の持ってるCDのアレンジとはちょっと違います。出来ることならアナログ盤で聴いたほうがいいかもしれません。

Myspace
| 80'S PUNK・POWER POP | 21:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MODERNETTES / GET IT STRAIGHT
TEENAGE HEAD、POINTED STICKSなどカナダからとてつもないパワーポップバンドが現れた70年代末。このMODERNETTESもまた、彼等と同時期に活躍したとてつもないパワーポップバンドです。
これは彼らのほとんどの音源と未発表曲、ライブ音源を収録したお得な編集盤。先述の2バンドと共に、パンク・パワーポップの必携盤です。

MODERNETTESは一度解散しているようで、再結成した際にメンバーを一人加え四人組になりました。世間的にはスリーピース時代の評価が高いようで、僕もその意見には概ね賛成です。

まずスリーピース時代の曲は、結構勢いにまかせつつも、「CELEBRITY CRACKUP」の計算された緻密なギターワークが冴えるギターポップ、サーフっぽいミドルテンポで聴かせる「CONFIDENTIAL」など、なかなか隙のない作り。しかしなんといっても「BARBRA」。
ポップパンクの楽しさ満載、後のポップパンクの雛型にもなった名曲です。

仮にPOINTED STICKSの「OUT OF LUCK」を究極のパワーポップとするならば、MODERNETTESの「BARBRA」は究極のポップパンクだと言い切っても決して大袈裟ではないと思います。(パワーポップとポップパンク、どう違うの?といった疑問はこの際置いといて下さい)

四人になってからは勢いを落とし、メロディ重視の作風に変化。「REBEL KIND」はクリーントーンのギターがとても美しく、「RED NAILS」では美しくも緊迫感あるギターを聴かせ、「STATIC」はTELEVISIONすら彷彿とさせます。
決して悪くなく、むしろ音楽的に大きく進歩しているのですが、初期のイメージとかけ離れたためか、なにかしっくりこない、ちょっぴり困った内容です。リーダーのBUCK CHERRYさんは、このスタイルが理想形だったようですが。

ところで彼等はVELVET UNDERGROUND & NICOの「FEMME FATALE」をカバーしていまして、ポカポカとお陽様の日差しが差し込んでくるようなギターポップになっていて、これがもう、すっごくいい出来です。なのに、この曲について触れているMODERNETTESのレビューはほとんど見たことがありません・・・何故だっ!?

Myspace
| 80'S PUNK・POWER POP | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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