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STAR CHARTS / THE HARRIER WE GO, THE BEHINDER WE GET


ペンシルヴァニアのシューゲイザーバンドの1stアルバム。bandcamp情報によると2008年から11年にレコーディングされた音源の模様。唖然とするジャケットからは想像もつかないほど良く出来たアルバムであります。

LovelessをベースにFlaming LipsやMercury Revのようなドリーミーなサイケデリックロックを混合した感じ。どっしりとしたドラムと夢に誘うような歌声、甘さよりも祝祭的でスペイシーな雰囲気が濃密で素敵な音楽体験を味わうことができるでしょう。シンセやコーラスの重ね方にもこだわりが感じられます。

特に歌メロがキャッチーな「Didn't You」、マイブラのビミョーな名盤「m b v」を継いだような「Camden's Burning」、パーカッション(コンガ?)が鳴り響く「Outen The Light」、13分弱の大作の表題曲などどれもアルバムを何週もしてしまうほど訴えかけてくるものがあります。

なんだか楽曲の出来とは裏腹にバンド活動はあまりスムーズに運んでいないようなので、NYPですが気に入ったら「応援」してみてはいかがでしょう。埋もれてしまいそうな傑作なのが惜しい。

bandcamp
| シューゲイザー | 20:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ROTTEN MIND / I'M ALONE EVEN WITH YOU


2016年現在未だにフィジカルを入手できていないかっこいいパンクのレコード。2015年リリースのスウェーデンのバンドの1stアルバム。

このブログでいつも紹介するMasshysteri系…というよりはSteve Adamyk Band(以下SAB)のシリアス路線の曲を主軸に置いた哀愁パンク。このたとえで伝わる人には伝わるであろうと信じております。

ウーメオパンク的な硬質ギターサウンドに哀愁メロディーとSABのポップパンクサウンドが奇跡的なバランスで融合を果たしている上に、クドくなりすぎないギターソロをすんなり入れてくるあたりこのジャンルをワンランク引き上げた印象があります。この洗練のされ方はMasshysteriというよりは前身バンドのVicious的ですね。

ボーカルはSABのようなコーラスワークで魅せるのではなく存在感あるボーカリストがぐいぐい引っ張っていくスタイル。DescendentsのMiloとLinkの柳井さんを足して3で割ったような、しゃがれたガキくさいボーカルが最高だあ〜!

リリース元のLovely Recordsは新興レーベルにもかかわらずYoutubeでは驚異的な再生数をたたき出していたりします。それなのに全然日本に入ってきてなくてほとんど話題にもなってないような気がして残念です。素晴らしくかっこいいアルバムなんでBaseあたりに入荷しないもんでしょうかね。

bandcamp
| 2010'S PUNK | 18:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SCUM OF TOYTOWN / CELLS


2015年リリースの見逃していたかっこいいパンクのレコード。UKのアナーコパンクバンドの2ndアルバム。その活動歴は古くなんとこれが20年ぶりのアルバムになるのだそうです。

スカ〜ダブのリズムに暗い哀愁メロディーが乗るパンク。女性ボーカルの声質はこのジャンルにありがちなタイプですが、パンクと言うよりもむしろフォーク歌手的な落ち着きと慈愛を感じるのが特徴です。機関銃のようなドラムに引きずるようなベースの重厚なリズムが強烈。リズムパターンの引き出しも多くこれだけでもおおいに楽しめます。

お気に入りの曲は「Come Die With Me」。ブレイク時にモスキート音を入れるのってなんかすごい斬新!アルバム後半へ進むにつれイギリスらしいどんよりとした雰囲気から民謡調のメロディーが強調されていくのはジャケットのロボットが徐々に民族性を取り戻していくようでなんか示唆的だなあと。ただの深読み?

2016年もこういう暗いパンクを聴いていきたい。

bandcamp
| 2010'S PUNK | 19:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
2015年ベストアルバム
毎年当ブログの年間ベストの記事ではアルバム、シングル、再発など含めて30枚以上取り上げてきましたが、2015年のベストはまずアルバムを選んで後程印象深かった音源を取り上げます。なぜなら去年はあまり音楽にお金をかけられず例年ほどCD買えなかったからです…。


2015年のベストはこちらの11枚!


Biters / Electric Blood
待望の!1stアルバム!イヤーエイクに移籍して一気にメジャー化したものの過去最高にかっこよくなるというミラクルが起きています!LAメタルやバッドボーイな要素を取り入れたにも関わらずアルバム全体を覆う焦燥感や悲哀はなんなんでしょう?ただならぬ雰囲気漂う傑作。活動が順調であったならCRY!が今いる場所に立っていたのはこのバンドだっただけに本当売れてほしいなーって。

Swervedriver / I Was'nt Born To Lose You
マイブラ、メディシンに続いてスワーヴドライバーも新作を出しちゃいました。心地よいギターサウンドでマッタリ。このバンドは基本的に外れ無しなのでこのアルバムも復活作として十分な出来栄えじゃないでしょうか。来日公演観たかったですね。

Broken Cross / Through Light To Night
2015年はIntegrityにハマった年でもありました。このBroken CrossはIntegrity影響下のスウェーデンの独りバンドで、当ブログではあんまり取り上げないタイプなんですが本当に素晴らしいアルバムだったのでベスト入り。
タイトルやジャケ通り戦争がテーマなのでかなりシリアスで殺伐とした内容です。地下室から漏れ出るような壁一枚隔てたような籠り気味の音質に加え、ねっとりと絡みつくエレクトリックノイズ、金ダライを叩くようなドラム、ちょくちょく挿入されるSEがひたすら恐ろしい。勇壮なギターソロも何か皮肉めいて響いてくる。2015年の怪作枠です。

Young Guv / Ripe 4 You
今年一番聴いたのはBen CookさんのこのプロジェクトYoung Guv。この人は誰も聴いたことがないメロディーや音楽を作り出せる天才です。軽薄でロマンチックな80年代調の雰囲気はパンクロックのファンには受け入れにくいものかもしれませんが、本当に素晴らしいアルバムなのです。Ben Cookさん、僕はあなたに一生ついていきます。

Cemetery / Wind And Shadows
2015年のパンクシーンはMass MediaやLa Vida Es Un Musレーベルのゴスやデスロックバンドが猛威を振るっていたように思います。このジャンルはメロディーは良くてもポキッと折れそうな繊細なバンドばかりで苦手意識がありましたが、このバンドはハードコアバンドとも渡り合える図太い音。ゴボゴボしたエフェクトギターによる獰猛なサウンドの中に波打つ泣きのメロディー。デスロックやネオフォークを掘るきっかけになった1枚でもあります。

Chain Of Flowers / ST
ゴスバンド漁りしていて巡り合ったイギリスのポストパンクバンド。シューゲイザーにCure、Iceageが混然となった冷たいパンクロック。ダークなメロディーも好みですがボーカルが凄くかっこいいのです。

Sleeping Aides & Razorblades / Favorite Synthtic
北海道の若い4人の2nd。真夜中の独り言のような歌詞と不安を掻き消そうとするかのような眩しい音色が痛々しくて泣けてくる。俺はこんな音楽が聴きたかったんだ!ブリッジシップハウスによるジャケットも幾らでも没頭できます。アナログは速攻で売り切れ、最近CDがお求めやすい値段でリリースされました。ブックオフでパンクやロックのCD買ったり、部屋で独り映画を見ているような暗い人はぜひ聴いてみてください。

Title Fight / Hyper View
メロディックパンクとシューゲイザーの可能性を広げた功績も大きいですが、WhirrやNothingを聴いた時のような「こんなの聴いたことないよ!」といった新鮮な驚きもあったことが何よりもリスナーとして嬉しかったです。次回作はどうなるんでしょうね?

Tied Knots / The End Of The Rainbow
デモ音源浴びるほど聴いたTied KnotsはJoyやBluebeardを初めて聴いた時の感動を僕に与えてくれました。年末にリリースされた作品なのでこの手の企画では蔑にされる宿命を背負っておりますが、沢山の人に届いてほしい。

Navel / Heartache
Navelの新作も本当に久しぶりでした。でも、ありがたみよりも曲の良さが際立ってますね!酒に逃避する曲が意外と多く、そしてそれがわかってしまう歳に僕もなってしまいました。試聴先が見当たらなかったので昔の曲を張ってますが、Navelの音源は非常に入手しやすいので聴いたことのない方は過去作纏めて買ってみることをオススメします。

Flesh World / The Wild Animals In My Life
2013年に出たミニアルバムが衝撃的だったサンフランシスコのバンド。様々なジャンルを内包していますが曰く形容しがたい音楽性です。Limp WristやBrilliant Colorsのメンバーがやってるって言われても、ノイズが減退しようとも、とにかく得体のしれない存在。それがポストパンク的ってこと?



70'sパンクスタイルのバンドの活気がなかったり、whirrの不祥事など決していい話題だけではありませんでしたが、上記のバンドたちは本当に素晴らしかったし今後もシーンを湧かせてくれると信じております。


更新が滞るようになってもこのブログを覗いてくださる方には本当に感謝です。
歳のせいか、だんだんこのブログで扱っている70年代のパンクや シューゲイザーに心ときめかなくなり音楽そのものへの情熱も薄れ始めてきているのか?と自分自身非常に困惑した1年でした。かわりに20代はじめに勉強のつもりで聴いていたジャズやソウル、ワールドミュージックの良さがわかり色々聞き漁っておりました。

そんな調子ですので今後も不定期更新になりますが2016年も当ブログをよろしくお願いします。

続きます!
| 特集 | 22:27 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
STATIC DAYDREAM / ST
 CeremonyでおなじみPaul Bakerさん率いるシューゲイザーバンドの1stアルバム。

CeremonyというバンドはかつてRocket Fireという現代シューゲイザーの名盤を作り上げたものの何故かその後ニューオーダーを意識したかのようなリズムに凝った音楽性へとシフト。しかしその路線はどうにも煮え切らなかったうえに流通も悪くなり半ば忘れられたバンドと化していました。

ニューオーダー路線がウケなかったのか、このStatic Daydreamは全盛期のCeremonyを彷彿とさせる真っ赤に燃え上がるようなシューゲイザーサウンドに回帰しています。しかもリズムに傾倒していた時期のCeremonyの音楽性も一部に取り込みさらにブラッシュアップしたシューゲイザーとして!

シングルカットした「The Only One」の切なくて懐かしみのあるメロディーを聴くにPaulさんの才能はやっぱりこういう方向で活かすべきだと実感しますねえ。真っ暗な部屋の中で灯るランプの光のような音作り、それでいて鼻歌で歌えそうな親近感のある雰囲気はこのバンドならではの大きな魅力ですね。

Rocket Fireの感動が忘れられない人は聴いてみましょう!

bandcamp
| シューゲイザー | 00:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
TITLE FIGHT / HYPER VIEW
ペンシルバニアのパンクバンドの3作目。
このブログでも名前は出していましたが取り上げるのは初めてです。前作「Floral Green」でシューゲイザーを取り入れた浮き上がるようなメロディックハードコアを聞かせてくれましたが今作ではさらにシューゲイザーに接近。メロコアの爽快感と攻撃性は払拭され、代わりにローファイな音像と妖艶な色彩を放つギターサウンドで染められたアルバムになりました。

一言で言うと聴けば聴くほど良い作品です。

「Your Pain Is Mine」は元々持っていたカレッジ・インディーロックの素養が開花した名曲。寄る辺なさと甘い雰囲気が泣けます。
「Mrahc」「Trace Me Onto You」などの疾走曲はかつての名残りをとどめつつも官能的なエモコアといった塩梅で趣深いものがあります。

単音フレーズ、トレモロ、空間系エフェクト、ミドルテンポの曲…となかなかにドラスティックな変化を遂げたことで離れてしまった旧来のファンも多いでしょうが、やはりこのような挑戦作は支持したいです。次のアルバムはどうなっているのか。このアルバムに触発されたり着想を得る後続バンドもきっと現れるでしょう。
パンク的にもシューゲイザー的にもとっても重要なアルバムになったと思いますよ!

bandcamp
| MELODICK PUNK | 19:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
MANDATES / IN THE BACK OF YOUR HEART
カナダのパンクバンドMandatesの2ndアルバムが出ましたね。

Devil DogsとExploding Heartsの存在無しにはあり得なかったサウンドで、ざっくりと言ってしまえばCRY!やVan Buren Boys、Mother's Children(この後スプリットを出しました)とかあのあたりの雰囲気のバンドなのですが、彼等流のアイデンティティをしっかり確立しています。

先述のバンド群とルーツは同じながらもグラムやパーティー調のバンドに付き物の女々しさ、おセンチさを綺麗に払拭し、カラッとした明るいノリを重視。エッジが立った鋭いギター、テクニカルでスリリングな演奏による加速に次ぐ加速が本作の胆であります。

強力な曲が並ぶ中特に存在感を放っているのは「Lookin' Up」と「Katie, Katie, Katie」でしょうか。Lookin~は予想の付かない展開で魅せてくれましたし、KatieはアルバムのなかでもExploding Hearts色の濃い曲で切ない。だからこそ他の曲の明るさがより際立つのです。

今年のベスト候補。このジャンルの最前線に躍り出たと言っていいでしょう。故に必聴!

bandcamp
| 2010'S PUNK | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
LEAVE THE PLANET / WINTER SLEEP / THE NIGHT IS OURS (FEAT. JACK EDEN)
シューゲイザーよりのアプローチをかけるギターポップバンドLeave The Planet、このバンドのこの2ndシングルのA面が圧巻の出来です。

出だしのドラムの音色とギターのアルペジオを聴いて「ああThe Smith的なアレね」とナメた態度をとっていたのも束の間、差し込まれる冷えきったノイズギターに悶絶です。中盤のギターの残響音を強く意識したようなパートから終盤まで、美しく、恐ろしく、壮大に展開していきます。

毎回毎回引き合いに出すのもどうかなとは思っているんですけど、Whirr以降の冷たいシューゲイザーをギターポップバンドがやったイメージ。このジャンルに偏見や苦手意識を持っている方(僕が正にそう)こそ聴くべき曲のような気がします。聴き終えた後はジャケットのように世界の果てまで連れてこられちゃった気持ちにさせられましたよ!

B面の曲はインディーポップな感じで特に感想はないかな!

どうかA面の路線でアルバム作ってくれないかしら。期待してるでよ!

bandcamp ←Galaxie 500のカバーもやってます。
| シューゲイザー | 17:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SIMMER / YELLOW STREAK
イギリスのエモーショナルシューゲイズバンドSimmerのシングルが最高だぜ!

Floral Green」の頃のTitle Fightが根幹にあると思います。Title Fightがメロコア寄りのストレートなパンクサウンドを展開していたのに対し、荒々しい暴風ギターの中に「Nines & Sixies」の頃のMock Orangeを彷彿とさせるテクニカルなプレイを忍ばせていたりしてエモコア色が濃密なのが特徴です。

4曲収録で4曲とも素晴らしい!ザクザクしたギターからガオーンと粒子の荒い轟音ギターが炸裂するところなんかもう!メロディーセンスも良く、暗いとも明るいともつかない郷愁感にナイーブなボーカルと絶叫が被さり悶絶するほかなしです。

そんなわけで2015年ベストの傑作シングルです。エモファンは勿論のこと、「My VitriolはAlways Your Wayしか聴かないぜ」というシューゲイザーファンの方もぜひぜひ。

bandcamp

ライブ動画

音源はCut The Tensionさんで買えます。リリース元のDog Knights Productionsの音源はあんまり日本に入ってこないのでお早めに。
| EMO | 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
SHOCK / SHOCKPROOF 1976-1979
 PLAY THIS RECORD AT MAXIMUM VOLUME!(裏ジャケより)

70年代のLAパンク、ショックの編集盤を買いました。
シングル、ライブ音源、未発表音源、デモに再結成後の音源を収録。さらにバンドの歴史を綴った小冊子が付いてきます。ただし2ndシングルのB面曲「Gone For Good」は未収録だったり、一部の収録曲は過去の編集盤に収められていたものなので若干注意が必要です。

1stシングルの「This Generation's  On Vacation」は70's PUNKの最高峰とされている名曲。荒っぽく単純な演奏の繰り返しなのに勢いがあって最高に楽しい。パンクに興味をお持ちの方は一度は聴いてみていただきたいです。

で、今回が初出となる音源ですが、77年録音の「New Wave Rock」。これはRamonesを意識した感じの曲で凄まじくかっこいい!向こうはNYでこちらはLA。甘味は無く70's Punk的なざらつきがあるところがキラーパンクバンドと呼ばれていた所以でしょうか。
名曲「This Generation's  On Vacation」の未発表バージョンは短いイントロとキュルキュルしたギターソロが付け加えらているもの。若干曲のテンポも遅く、こっちのバージョンで出していたら今ほどの評価は得られなかったかも?

B面3~8曲目までは78年のライブ音源。1stシングルリリース直前とリリース直後の時期のものですが、シングルの曲は一つもなくガレージパンク然とした曲が中心です。正直あまり面白くなく、あくまでも歴史的資料として割り切るべきでしょうか。

ラストは2013年に録音された「I Am Just」。ちょっぴり音が綺麗になってOi Punkに近づいたノリのいい陽気なパンクです。Foo Fooコーラスがまたいい。こんな曲かけるなら新作聴いてみたいなあ!

そして小冊子。バンド結成当時の写真やフライヤー、ドラマーが交通事故で亡くなったことなどが掲載されていてこれまでShockの音源を集めていた人にとってはこれが一番意義のあるアイテムではないでしょうか。

バンドは現在再結成して活動中のようですので、日本に来てくれるよう応援しましょう!

バンドのfacebook
| 70'S PUNK・POWER POP | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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